入学して一週間で「新入生歓迎ボーリング大会」を二回生の先輩が企画し、4月末には校外研修と学生同士、また先生方との交流を深めるイベントがあり「あっ」と言う間の一ヶ月でした。
学校生活を進めて行くうえで一番大切なのは、友達を作ることです。
学生のほとんどが他県から来ており親元を離れ、初めての一人暮らし、慣れない環境での生活、精神的に辛い事が多い中、これから1年ないし2年間本校で勉強していくには友達を作ると言うのはとても大切なことです。
本校では4月の間に仲良しの友達を見つけていただく為に楽しいイベントを企画していまいす。

緊張の中、校歌斉唱

校長先生のお話し。気が引き締まります

入学の決意を述べています

桜のしたでピース

二回生主催のボーリング大会

だんだん、打ち解けあってきました。

楽しい時間を過ごしました。

ボーリング大会の景品。それは何かな?

全員に賞品を手渡す、学生会長!

校外研修。バスの中でも話しが尽きません。

紙漉き体験。面白いおじさんが説明してくれました。

初めての紙漉き。手伝ってもらいました。

自分で漉いた紙に模様を付けます。

越前紙が安く手に入ります。

お昼は豪華!! 楽しかったです
3月11日(土)は本校の卒業式でした。
1年間、あるいは2年間、辛い時も楽しい時も共に過ごした友人、先生方とのお別れです。
そして新しい人生の門出にふさわしい晴天に恵まれ、皆 歩き出しました。
「自分で選んだ道が、運命になる」 あるアーティストの歌詞が脳裏に浮かびました。
運命と言う言葉を使う時は、結果から「そういう運命だったのでしょう」「運命に導かれたのよ」と言います。
しかし、選択している時には、どれが正しいのか、間違いなのか、どれが運命なのか分かりません。
当たり前かもしれませんが、運命とは自分が決めた結果ということです。
これから、たくさんの選択を卒業生たちは迫られるでしょうが、「どれが最善か」選択の仕方は、授業で学んでいますので自信を持って進んで行くと思います。
そして今回、その選んだ道の一つの集大成が、今、本校に卒業作品として展示されています。
先生と一緒に悩み考えて書いた卒業生の力作を見に来て下さい。
皆さんのご来校をお待ち申し上げております。
記
場 所 淡海書道文化専門学校
滋賀県東近江市五個荘竜田町136 観峰館 別館
日 時 平成28年 3月17日(木) ~ 4月5日(火)
午前9時 ~ 午後4時30分まで (土日祝日は休み)
展示物 半紙・半切・聯落ち・茶掛け・扁額・全紙・色紙・かな・扇面・表札・硬筆

いよいよ、最後の式典です

校歌斉唱

卒業証書 授与

校長先生より祝辞

日本習字 理事長 祝辞

卒業生で記念撮影

卒業作品の一部

卒業作品の一部
1月は、学生にとって一番重要な月になります。
この期間は、学校のカリキュラムも朝から下校時間まで、1日中卒業制作になり、学生たちは楽しくも苦しい時を過ごします。
卒業制作は、作品作りに成りますので、ただ手本通り、拓本の通りに書くのではなく、紙面の大きさ・配字・墨量などを計算して、見る人の心を引き寄せる工夫が必要になってきます。
特に「表現」と言う点においては、書作品のルールの中でどこまで個性を出すのが難しい所ですが、そこは先生と話し合いながら学んでいくところに成ります。
長いようで短い期間。それが卒業制作です。
2月からは半切、半紙、かな、などの作品に取り掛かっていきます。

黒板に貼って

細かい文字は集中力が命です

大きい部屋で書きます

淡墨を使った作品

先生からの細かい添削

作品を選ぶのも勉強です

紙面にまとめるのは難しいです

先生と相談しながら考えていきます
10月初旬より本校の第2第3教室とバックヤード(ロッカールーム)を統合して、一つの大きな教室にする工事が始まりました。
この工事は、昨今の学生数増加と教室のより良い環境づくりに配慮して作られました。
たとえばこの時期、空気が乾燥しますが、新しいエアコンでは自動で加湿したり、空調は外気を取り込みながらもパイプ内で空気を温めながら教室内に吹き出し、悪い空気を外へ押し出すシステムを採用するなど、学生の皆さんが心地よく学習できる設備が12月24日(木)に完成いたしました。
平成28年1月16日(土)には、本校のオープンキャンパスがございますので、是非、新しい教室もご覧ください。

横に広い教室(前方)

教室と筆洗い場は仕切られています

綺麗な筆洗い場

後方にも大きな黒板を配置
去る10月27日火曜日、本校において書道の体験をしていただきました。今回書道を体験されたのは、アメリカはミシガン州のマーケット市から友好親善使節団として東近江市に来られた9名の方々です。
午後3時30分。学生の拍手で迎え入れられた使節団の方は、イスに座っていただき学校の紹介と書道についての説明を受け、その後、本校の学生による書道パフォーマンスを見ていただきました。
最初は、実用的な書と言うことで「色紙」「命名書」「学校用画仙」「のし書き」「封筒の表書き」を見ていただき、小さい筆を巧みに操る学生の姿を見て、歓心していました。つづいて大字(全紙・大字かな・扁額・聯落ち・半切・漢字)の揮毫を見ていただき、大字の迫力に使節団の皆さんは興味津々でした。
学生による 揮毫が終わり「使節団の方々から学生に対して何かご質問はございませんか」と司会者が尋ねたところ、使節団の方から「いつ頃から書いているのですか」「将来の夢は」などの質問が出て、使節団の方との交流を深めました。
いよいよ、使節団の方の書道体験になりました。
初めて持つ「筆」に墨を付けて白い紙に書く「緊張感とドキドキ感」を楽しみながら、みなさん、色紙に向かっていました。また、漢字を書くのも初めてなので、本校の講師陣をはじめ、学生たちが使節団の方の手を取って一緒に書いたり、書き方の説明をしたりと書道を楽しみました。
最後は、全員で記念撮影をして、その写真をパネルに入れて、自分が書いた色紙と一緒に記念としてお渡ししました。
皆さん、ものすごくお喜びになり「ここが一番楽しかったったです」と言う言葉をいたたぎました。
短い時間でしたが、人に物を教えることの難しさと、それが出来た時の喜びを体験したことは、学生にとって良い経験になったと思います。

外国の方は椅子に座って見学しました

実用書では筆づかいに興味があるようでした

大きな筆を使って書きました

テレビ局も取材に来ました

質問タイム。学生と外国の方との交流

作品披露。みなさんから拍手をいただきました

全員が一斉に書き始めました

細かい所を、身振り手振りで教えています

書き方が分からない人には、手をとって指導。

学生が丁寧に指導しています

最後はみんなで記念撮影