1月は、学生にとって一番重要な月になります。
この期間は、学校のカリキュラムも朝から下校時間まで、1日中卒業制作になり、学生たちは楽しくも苦しい時を過ごします。
卒業制作は、作品作りに成りますので、ただ手本通り、拓本の通りに書くのではなく、紙面の大きさ・配字・墨量などを計算して、見る人の心を引き寄せる工夫が必要になってきます。
特に「表現」と言う点においては、書作品のルールの中でどこまで個性を出すのが難しい所ですが、そこは先生と話し合いながら学んでいくところに成ります。
長いようで短い期間。それが卒業制作です。
2月からは半切、半紙、かな、などの作品に取り掛かっていきます。