夏の集中講義が8月19日~29日まで開催されました。
集中講では通常授業と違い、書の楽しさ、奥深さを学びながら、これからの書作品の制作に必要な「考える力」を養っていきます。
臨書発展では「明清の書の考え方と唐時代の文字構成との違い」篆書では「全紙の作品のまとめ方」実用書式では「マーブリングした紙やうちわに文字を書く」など、様々なことを勉強・体験しました。
また、観峰館の学芸員の先生の特別授業もあり、作品の見方や博物館での順路の意味など知らなかったことをたくさん学べて、学生達も感心していました。
それ以外に篆刻の授業があり、特に1回生は初めて石を彫る学生が多く、集中講義の半分の日数を費やし、苦労しながら石を彫っていました。
卒業制作の時には、自分で彫った印を使いますので、この集中講座で半切、半紙、かな、の石を彫らなくてはならないので、ものすごく大変です。
9月から通常授業になり、集中講で学んだことを生かして頑張っています。


































