入学を希望される皆様へ
校長 小杉 武志
本校は大正8年4月、当時の日本教育界の重鎮、杉浦重剛や下田歌子の後援のもと設立された淡海女子実務学校を母体とした古い歴史を持ち、昭和60年4月に教育基本法及び学校教育法に基づく、監督官庁の許可を受けた日本でも数少ない学校法人の書道専門学校です。
その目的とするところは、書道に関する専門的な知識、技能を教授し、わが国の書道教育、書道文化の発展に貢献し、指導的人材を育成し、社会教育・学校教育などで活躍し得る有能な書道指導者の育成を図るものです。
なお、平成6年には文部科学省により、専門学校での2年間(1,700時間)の課程を修了した人を対象とした「専門士」の称号が新たに設けられ、本校でも平成7年度研究科卒業生から4年制大学への編入学も可能になり、国立・私立あわせて6大学(22名)の実績を上げております。
平成20年4月より、旧校舎老朽化のため、隣接する近代設備の整った「観峰館」別館を校舎として授業を開始し、現在18歳から中高年まで45名が学んでいます。
また近年では、任意で様々な展覧会への出品をはじめ、硬筆・毛筆書写検定試験への挑戦など幅広く身近な目標を定めた、積極的な活動を行う一方、令和6年度より「書道研究マスター科」を新設するなど一層の飛躍を目指しております。