入学を希望される皆様へ
校長 臼井 重明
この地、滋賀県に「すめら学園」という習字師範養成所がありました。原田観峰師が書道教育の理想を掲げた場所です。そこでは観峰師自らが揮毫を行い研修生と語り、朝早くから墨を磨り書道の研修、夕方は清掃作業や山作業で木を切り遊歩道をつくるという実践教育が行われていました。
淡海書道文化専門学校は、観峰師により「さらに年月をかけて真の書道教育を実践する学校」として昭和60年に創立されました。そして令和7年度は創立40周年を迎えます。
現在も学校には、全国から書が大好きな学生が集まり、新高卒生だけではなく大卒生や成人の方々が日々研鑽に励んでおり、卒業後は書道教室の開設や書道関連企業への就職など様々な方面で活躍しています。令和6年度から、これまでの1年間・2年間の履修に加え3年間履修の「書道研究マスター科」が新設され、現在1回生、2回生、3回生が学んでおります。
この学校が創立する時に観峰師が言われた「ここでは、すめら学園の何倍も広く深く書を学べる」という思いのもと、淡海では観峰師の教育理念である真の愛の教育が受け継がれ実践されています。これからも書が大好きな皆さまと共に歩んで行ければ幸いです。