9/26.27は山梨県へ大型バス2台で宿泊研修に行ってきました。
メインは大門碑林公園の石碑と雨畑硯の硯作り(峯硯堂)見学でしたが、世界遺産にも登録された富士山を見るのも楽しみの一つでした。
大門碑林公園は、中国で最も著名な陜西省(せんせいしょう)の西安碑林と山東省の曲阜碑林の名碑(復元)を集めた公園で、これらは中国三大博物館の一つ陜西省碑林博物館の監修・製作により、碑創建当時のままに復元され甦ったそうです。
石碑は
1.西嶽華山廟碑 2.曹全碑 3.張遷碑 4.九成宮醴泉銘碑 5.礼器碑 6.張猛龍碑
7.高貞碑 8.玄秘塔碑 9.大唐宗聖観記碑 10.孔子廟堂碑 11.雁塔聖教序碑
12.雁塔聖教記碑 13.集王聖教序碑 14.皇甫誕碑 15.顔氏家廟碑
と、沢山ありましたが、観峰館にも何個か同じ碑があり、学校では観峰館において拓本採取の授業で体験をしました。
大門碑林公園でも拓本を採る(上記の石碑ではありません)コーナーもあったのですが、今回は時間も無いので見るだけで終わりました。(みんな、写真をたくさん撮っていました)
雨畑硯の硯作り見学では、良い硯の選び方や中国の硯(端渓硯)と日本の硯(雨畑硯)の違い、硯の原石と硯になった時の硯の色の違いなど、初めて聞くことが多く、学生は真剣な眼差しで話を聞いていました。
また、何人かの学生は実際に硯を掘らせていただき、硬い硯を大きなノミを肩に押し当てて押し出し、硯作りを体験しました。最後は峯硯堂(ほうけんどう)さんのご厚意で特別価格にて硯を買うことが出来、学生たちも喜んでいました。人気の硯は、かなサイズの硯でした。
二日目は忍野八海で富士山の湧水池を見学しました。
富士山の湧水池と富士山をバックにみんなで記念撮影をして、湧水池の深さに驚き、富士山の湧水を飲み、自然の恵みに感謝する体験をしました。