12月に入り卒業まであと3ヵ月となりました。
みなさん立派に成長され、正しい・美しい文字だけでなく、筆文字を楽しく自在に扱えるようになってきました。
いままで、基礎的なことを中心に勉強して来て実力もついてきた頃ですので、今が一番楽しい時期かもしれません。
表札、看板、式辞、目録、案内表示、賞状など実用的な書から漢字仮名交じり、条幅作品などの創作に至るまで、毎日の努力の積み重ねが結果として出てくるということは、学生の笑顔をご覧いただければ分かると思います。
1月には今年度最後のオープンキャンパスがあります。ぜひ、学生の笑顔を見に来て下さい。
来年の「とり年」に向けて書きました
書き分けて先生に相談しています
カラーを入れると見ている人も楽しく明るくなりますね
型にはまらない自由な発想が求められます
式辞を巻紙に書きました。出来栄えは・・・(*´罒`*)ニヒヒ
書式、余白や文字の大きさなど細かいところを指導されます
看板書きに挑戦。なかなかの力作です(一回生)
二回生の看板はデカイ!!
看板の紙面が大きいので、文字の太さ、大きさが分かり難かったです
手前は「布書き」壁は模造紙にました。(二回生)
滋賀県立守山高等学校2年生の女子生徒さん1名が 「総合的学習(スーパー・グローバル・ハイスクール)」授業の一環である「フィールドワーク」プログラムで 本校に訪問されました。
フィールドワークとは・・・
守山高等学校では2年生 全員がそれぞれの進路を見据え興味ある分野の企業や医療機関などに調査や体験に出かけ、その結果を発表するという授業があります。
「人間探求学」と銘打った守山高等学校の総合的な学習は、全国的にも注目されているとのこと。
(参考:守山高校HP)
学生さん自身、地元で書道を習っており将来的に興味があった書道の専門学校に今回は訪れました。
授業は実用書式(のし、ポスター、式次、奉書など)と楷書の授業を見て体験していただきました。この日の実用書式は「看板」を勉強していて、文字の大きさやバランス、書体に至るまで基本的なことを学んでいる学生を見学していただきました。
また、楷書の授業では実際に実技に参加していただき、学生と一緒に体験学習をしていただきました。
最後は学生達とも仲良くなり記念写真を撮りました。短い時間でしたが今回の体験を活かし、これからの学習でさらに深めていただければ幸いです。
- 全体のバランスを確認しながら学んでいます
学生に交じって学習しています
学生のみんなと仲良くなりました
細かい添削指導を受けています
記念撮影。これからも勉学に励んで下さい
10月16日(日)福岡県福津市のイオンモール内にて、淡海書道文化専門学校のPRパフォーマンスを行いました。
この企画は「11月2日は習字の日」を制定した、公益財団法人 日本習字教育財団からの依頼で、書道(手書きの文字)にもっと親しんでもらうために行われました。
本校は、10時、13時、15時の3回でパフォーマンスを行い、巨大模造紙(5m×4m)に左右にメッセージ、真中に思いを込めて一文字を書きました。また、メッセージと一字書は毎回違う文字を書きました。そして、各自(女性1名、男性1名)が揮毫(人前で文字を書く)も行いました。
女子学生は、半切(30㎝×135㎝)の画仙紙に14文字を行書で書き、男子学生は二八(60.6㎝×242.4㎝)の画仙紙を横に使い歌詞を書きました。小さいお子さんや保護者の方、たくさんの人たちが足を止めて、学生の書くところを真剣な眼差しで見ていました。
改めて、手書きの良さ、手書きの力に、みんさん感動されたことと思います。
ちなみに11月2日は「11と02を「いい文字」と読む語呂合わせからきています。また、11月1日が「古典の日」、11月3日が「文化の日」ということで、この3日間で、日本文化の継承・振興・発展に貢献できるよう努めたいという思いが込められています。
5m×4mの模造紙にダイナミックに書きます
二八(にはち)の用紙に書いています
半切に書いています
完成!! イエィ ^ -^
二人で書きました
今年の宿泊校外研修は、奈良・和歌山に行ってきました。
東大寺では卒業生が御朱印帳を書いているという情報を利きつけた学生が、御朱印帳を買って卒業生が書いている列に並んでいました。(ゲットした御朱印帳は下の写真を見てください)淡海の卒業生が活躍している所を目の当たりにした学生は、これからの夢も大きく膨らんだことと思います。
昼食後は、墨運堂さんのところで「墨」について学んできました。
墨の作り方(工程)をビデオで見て、墨の膠(にかわ)の配合の違いでどのように墨色が変わるのか、墨汁と固形墨からの手擦りの違い、墨の粒子など、知らなかったことをたくさん学び、これからの書作品制作に活かせる内容でした。
次の日は「アドベンチャーワールド」にて一日楽しみました。
イルカショー、サファリパーク、ペンギンやパンダなど気分をリフレッシュするには良い時間だったと思います。また、普段と違った環境で見る景色や空気は、書を書く為に必要な感性と視野を広げてくれるものだと思います。
あっと言う間の2日間でしたが、楽しくも有意義な研修旅行でした。
鹿と一緒に「はいチーズ!」(東大寺)
卒業生が御朱印帳を書いています(東大寺)
卒業生に書いていただいた御朱印帳
東大寺にて記念撮影(奈良)
お昼はバイキング!!つい、食べ過ぎてしまいました(笑)
墨運堂にて墨について学びました
様々な墨が展示されています(墨運堂)
リッチな食事に大満足(夕食)
カラオケで大はしゃぎ!!(ノリノリです)
夜は宴会で大盛り上がり
今からサファリパークを見学(アドベンチャーワールド)
イルカと一緒に記念撮影
楽しんだ後の昼食は美味しいです
木の上でだれているパンダが印象的です
アドベンチャーワールドのお土産。何にする?
8月18日から始まった夏季集中講座は、学生にとって忙しい(充実)日々でした。初日から、群馬大学の教授 永由徳夫(ながよし のりお)先生の講義と実技指導があり緊張から集中講がスタートしました。毎年、この時期に大学の先生を呼んで学生に広い視野と知識を持ってもらう為に行っていますが、今年は「かな」をメインに講義と実技指導をしていただきました。今回の講座が学生にとって更なる成長につながったと思います。
夏の集中講のメインは、篆刻(てんこく)です。
4日間の集中授業で1回生は、朝から晩までずっと篆刻の授業に成ります。(ちょっと大変かな?)
この夏休みで彫った石は卒業制作の時に押すので、必ず完成させなければなりません。(作品から印まですべて自分で仕上げるということです)
篆刻の集中講座が終わるとオープンキャンパスです。
夏のオープンキャンパスは毎年大盛況でたくさんの方がお越しになられます。
学生も普段以上の実力を出すために一生懸命、練習を積み重ねてきました。(結果は大成功)
夏の集中講座は、外の暑さに負けないくらい学生の熱気が、やる気が充ちる月となりました。
永由先生にる直接指導。学生も真剣です
かなの料紙について説明(永由先生)
書画カメラを使って説明(永由先生)
みんな真剣に取り組んでいます(永由先生)
真剣パートⅡ(永由先生の授業)
かなの基本を練習(永由先生の授業)
篆書の文字を調べています(篆刻)
文字のレイアウトを先生に見てもらっています(篆刻)
デザインした文字を転写しています(篆刻)
石を刻しています(篆刻)
オープンキャンパス
学生との質問タイム(オープンキャンパス)
オープンキャンパス
特別大きい筆で力強く書いています(オープンキャンパス)
みんなで記念撮影(オープンキャンパス)