今年は桜も早く咲き、入学式では桜が全くない状態でしたが小春日和で気持ちの良い天気でした。
今年の入学者はコロナの影響で例年より少なかったですが、23名の新入学生を迎え入れることができました。
換気と密に気を付けながら新入学生代表の上山さんから本校で学ぶ意気込みを「誓いの言葉」で力強く発せられ、コロナに負けない気持ちが伝わりました。
新入学生は希望と不安を持って入学されたと思いますが、在校生(2回生)21名と職員とでしっかりサポートしていきたいと思います。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。\(^o^)/
「校歌斉唱」伴奏をもとに心の中で歌っています。
学校長 小杉武志先生から新入生に訓示
東近江市 副市長からお祝いの言葉をいただきました
(公財)日本習字教育財団 理事長より新入生に祝辞を述べられました。
「誓いの言葉」新入生の新しい生活が始まります。
今年度はコロナに始まりコロナで終わった年でした。
そんな中、学生たちは一生懸命努力をし、晴れて今日、卒業を迎えました。
別れがあれば、新たな出会いがあります。学校での勉強は終わりましたが、社会人としての勉強が始まります。
しかし、今日と言うこの時間、この瞬間は永遠なのでしょう。
卒業生の皆さん、これからのご活躍をお祈りしています。頑張ってください。
★★卒業作品展 開催中!!★★
期間 令和3年 3月11日(木)~4月5日(月)まで
土日祝日はお休み m(_ _)m
場所 淡海書道文化専門学校 第一、第二、第三教室
滋賀県東近江市五個荘竜田町136 観峰館 別館
展示作品 半紙、半切、聯落ち、茶掛け、扁額、全紙、扇面、色紙、かな
卒業証書授与
在校生より送辞
卒業生から答辞
卒業生集合写真
作品の前で「決めポーズ」
作品の前で友達と記念撮影
先生と記念撮影
これは何かのポーズ??
お世話になった先生と2回生
明けまして
おめでとうございます。
2020年はコロナに振り回された1年でしたが、学生たちはそのような中でも着実に実力を付けています。
12月~1月中頃までは卒業制作の「大作」を書いています。大作と言うのは全紙(約136㎝×70㎝)もしくは聯落ち(約136㎝×52.5㎝)の画仙紙に自分の好きな書体、文言、文字数を選んで作品に仕上げます。
1月下旬から2月末までに半紙7課題(楷書、行書、草書、隷書、篆書、臨書、ひらがな)と仮名作品を仕上げます。
卒業制作は卒業論文として学校に提出されますが、一番を提出するか二番を提出するかは学生の意思に任せています。
卒業まであと二ヶ月を切りました。ついこの間、入学したと思っている学生たちも多いと思いますが、充実した日々を送っていると「あっ」と言う間に時間は過ぎ去ってしまいます。
今年もコロナに注意しながら、卒業まで頑張ってほしいものです。
淡海に隣接している「書の博物館 観峰館」において拓本を採りました。観峰館には有名な石碑が8基(九成宮醴泉銘・孔子廟堂碑・集王聖教序・曹全碑・真草千字文・顔氏家廟碑・皇甫誕碑・玄秘塔碑)あり、学生は自分たちの取りたい石碑を選び、学芸員の先生の指導の元、2時間かけて拓本を採りました。
※拓本とは、石碑などに刻まれた文字を原寸のまま紙に転写したもので、印刷技術がなかった時代の印刷術の祖先といえるものです。(観峰館HPより)
気温と湿度が高い中、学生たちは楽しみながら心地よい汗を流していました。
私たちが普段勉強している拓本がどのようにして採られたのか、どれだけ大変な思いをして拓本を採っているのかを知る良い機会になりました。
石碑に紙を張り付けていきます(1回生)
彫られた石碑の文字に紙を押し込んでいきます(1回生)
タンポを使って紙に墨を乗せていきます(1回生)
墨を均一に乗せるため、先生から教えてもらっています(1回生)
採れた作品(拓本)を持って、ハイ、チーズ!(1回生)
二回生は全拓に挑戦!
石碑に紙を3枚張り合わせて、全面を覆います(2回生)
高いところは脚立に乗って、みんなで作業を進めていきます(2回生)
石碑から紙をはがしていきます。緊張の一瞬です(2回生)
二回生全員でハイ、チーズ!!