淡海に隣接している「書の博物館 観峰館」において拓本を採りました。観峰館には有名な石碑が8基(九成宮醴泉銘・孔子廟堂碑・集王聖教序・曹全碑・真草千字文・顔氏家廟碑・皇甫誕碑・玄秘塔碑)あり、学生は自分たちの取りたい石碑を選び、学芸員の先生の指導の元、2時間かけて拓本を採りました。
※拓本とは、石碑などに刻まれた文字を原寸のまま紙に転写したもので、印刷技術がなかった時代の印刷術の祖先といえるものです。(観峰館HPより)
気温と湿度が高い中、学生たちは楽しみながら心地よい汗を流していました。
私たちが普段勉強している拓本がどのようにして採られたのか、どれだけ大変な思いをして拓本を採っているのかを知る良い機会になりました。

石碑に紙を張り付けていきます(1回生)

彫られた石碑の文字に紙を押し込んでいきます(1回生)

タンポを使って紙に墨を乗せていきます(1回生)

墨を均一に乗せるため、先生から教えてもらっています(1回生)

採れた作品(拓本)を持って、ハイ、チーズ!(1回生)

二回生は全拓に挑戦!

石碑に紙を3枚張り合わせて、全面を覆います(2回生)

高いところは脚立に乗って、みんなで作業を進めていきます(2回生)

石碑から紙をはがしていきます。緊張の一瞬です(2回生)

二回生全員でハイ、チーズ!!
6月20日(土)今年度最初のオープンキャンパスが開催されました!
新型コロナウイルスの影響もあり、出来る限り「密」を避けるため学生数を半分にしてソーシャルディスタンスを確保し、全員がマスク着用の中開催することになりました。
オープンキャンパスでは学校の説明や、学生による書道パフォーマンス、在校生への質問コーナー、個別面談があり淡海の学校生活を詳しく知れる絶好の機会となっています。
学生たちはこの日のために放課後や空いている時間を利用して練習を重ねてきました。
1回生にとっては初めてのオープンキャンパスでしたので、はじめは少し緊張した様子も見られましたが、パフォーマンスが始まるとみんな集中して練習の成果をしっかり披露できていました。
最後に今回この様な時期にも関わらず、多くの方が淡海にお越しいただきました。
参加者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

学校の授業内容など詳しく説明します

見られながら書くのは少し緊張・・

講師による作品の解説

迫力ある全紙への揮毫

出来上がった条幅作品披露!

出来上がった実用作品披露!
コロナウイルスの影響で本校も卒業式と謝恩会をどうするのかを考えましたが、本校は両方とも行うことにしました。
ただし、謝恩会についてはホテルで行う予定でしたが、不特定多数の人が往来するホテルより学校で行う方が安全だと学生会が判断し、謝恩会も学校で行いました。
今年度、卒業する学生は師範科13名、研究科21名、合計33名。一年間もしくは二年間過ごした学び舎を巣立っていき、学校は今、ひと時の静寂に包まれています。
また、謝恩会では先生に感謝を込めての色紙やスライドショー、親子でのパフォーマンスやお楽しみ抽選会など楽しい時間を先生、学生、保護者と共に過ごしました。
淡海では現在、卒業作品展(35期生)を行っています。
日時 3月12日(木)~3月31日(火)
平日 9時~16時30分 ※日曜祝日は休み
場所 淡海書道文化専門学校(観峰館別館)
卒業生(初心者、18歳~60代)の力作を是非、見に来てくださいね。

卒業式会場入場
緊張しています。

卒業式 校歌斉唱

卒業式 卒業証書授与
万感の思いが込み上げてきます

卒業式 卒業生集合!!

卒業式
先輩、後輩みんなで「はい!チーズ!!」

卒業式
先生と最後の記念撮影

卒業式
自分の作品の前で撮影

謝恩会
家族で新潟伝統の演奏を披露

謝恩会
先生を囲んで楽しいひと時を過ごしました

小杉校長によるハーモニカ演奏。曲は中島みゆきさんの「時代」

謝恩会
たくさんの景品。中には高額商品も・・・

謝恩会
当たった景品は何かな?

謝恩会
校長先生に学生会長が感謝を込めて、目録を渡しています。
12月に入って学校は卒業制作一色となりました。卒業制作は朝から夕方まで、ほぼ1日中書いています。最初のころは文字の大きさ、配字、全体のレイアウトなど紙面のまとめ方を先生と相談しながら決めていきます。次に「書き込み」になります。これは、書いたら書いた分だけ文字の線質が良くなり、文字にも動きが出て良い作品を創る上では大変重要な作業です。
1月は祝日が多いので思った以上に書き込む時間が少ないのですが、限られた時間の中で一生懸命、卒業制作に打ち込んでいます。

卒業制作 全体風景

卒業制作

卒業制作 添削

卒業制作

卒業制作

卒業制作 筆づかいを学んでいます

卒業制作

卒業制作 作品講評

卒業制作 作品のまとめ方を質問しています